今回は、テキストのページを受講者の方と一緒にめくりながらすすむ実践的なセミナーです。
第1回目は、はじめてピアノを学びに来られる生徒さんに対して、特に大切な初日にする声かけの方法から、姿勢、手のフォーム、そしてノンレガートで弾く最初の一音からレガートまでをどう導いていくかお話しをさせていただきました。
「はじめの一音から心に届く、歌心ある音色を奏でる」ための大切な基本をお伝えしましたが、この「語りかけるような一音を奏でる」そして「その音をよく聴く」ということは、この奏法の一番大切なところです。そして、ゆくゆくは、自分がイメージした音色を奏でるために、どのようなテクニックを用いれば良いのかがわかります。ですから、毎回時間をとり、丁寧に説明したいと考えています。
そのために、できるだけ多くの方にちょっとした弾き方のちがいで音色が変わる体験をしていただけたらと思います。
うれしいセミナーの感想をたくさんいただきました。ありがとうございます。
一部を紹介させていただきます。
・ノンレガートの良さを初めて実感。
・4，5歳の生徒さんのレッスン風景が具体的に頭に浮かびました。
・幼児の時から心をこめて弾く、美しい響き、美しい自然に心を向けることの大切さ。
・急なステップアップがなく、子供に自信を持たせながら進められるテキストの流れがわかった。
・子供の気持ちを大切にして愛情持って接してられるのがよくわかりました。
第2回目、6月24日（金）は、第1回目の復習をしたあとで、うたえるレガート奏のタッチについて、丁寧に詳しくお話しいたします。
希望者の方は、生徒役にもなっていただく体験の時間もとります。
また、質疑応答の時間もありますので、ご興味おありの方は是非どうぞお越しくださいませ。